日時:平成19年9月15日(土)16日(日)
場所:新宿 シアターサンモール
料金:全席指定4800円
出演:麻生美代子、田中完、くじら、中野順一郎、その他
原案:鈴置洋孝
作、演出:堤泰之
満足度:★★★★★
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鈴置洋孝プロデュース10周年記念&最終公演「この素晴らしき世界」を観てきました。土曜の夜の部と千秋楽の日曜昼の部です。鈴置さんご本人は当然出演されてませんが、これまでの10年間9作品を締めくくる見事な作品でした。
「舞台は場末のソープランド。伝説とも言うべき麻生さん演じるNO.1(いろんな意味で)ソープ嬢を始め、その娘の熟年ソープ嬢やらヒモがいる訳ありソープ嬢、若くてかわいいソープ嬢など粒ぞろい(?)のお店。常連客やら一見の客がいる営業中になにやら挙動不審な男がやってくる。どうやら刑事らしく、ガサ入れかと一同があわてふためくが、刑事というのは本当でも、ガサ入れではなくなにやら特別な事情があるようで・・・」
今回も生と死、家族愛をテーマに涙あり、笑いありとおもしろかったです。最後のシーン、愛し愛された男、娘息子の父親として鈴置さんを偲び、帰りを待ちわびるという演出に涙しました。
麻生さんの台詞「あいつは天の邪鬼だったからね。周りが離れる前に、自分から離れていったんだよ」心にしみました。
今回は記念公演ということで、毎公演、いままで鈴置プロデュースに出演された役者さんが日替わりでゲストとして呼ばれて劇中で思い出話をするコーナーがありました。特筆すべきは土曜の夜の部、ゲストは矢尾一樹さんを含めた4名だったのですが、まず最初に、しおつかこうへいさんがお客さんを連れてきましたというときに矢尾さんのことを「蛇の人」と言ってましたが、これはスターダストみた人じゃないとなんだかわからなかったかもしれせんね。それにしても矢尾さんは強烈でした。コーナーの間ほとんど一人でしゃべってましたね。あと鶴さんが唯一キスシーンがあったときに、鈴置さんのあまりの酒臭さに一言言ったところ「お互い様だよ」
と言われたとか。
あと、これまでの作品をまとめた記念パンフレットも販売してました。当然私は買いましたよ。舞台写真やら作品紹介。これまでの出演者のコメントなど貴重なパンフレットです。
最終日、内海賢二さんが客席で観てられて、何故か終わったあと、パンフレット販売コーナーでサインをされてられたので私もすかさず並んでサインと握手をいただきました。
最後に朗報です。この10年間鈴置さんが作ってこられた鈴置プロデュースという「この素晴らしき世界」をここで消滅させるのはあまりにももったいない。来年から名前は変わりますが麻生さんがやる気ということでこの流れで演劇活動を続けるそうです。千秋楽では毎回恒例の予告編「珊瑚の女」もありました。当然タイトルと内容は変わるでしょうが楽しみにしないわけにはいきません。
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